地形図の枠外は整飾と呼ばれる

地形図の枠外は整飾と呼ばれる

地図の枠外にいろいろな項目が記されている欄がありますね。こちらは「整飾(せいしょく)」と呼ばれています。これは昔このエリアを額縁のように装飾されていたことから名づけられ、それが今でも残っているものと言われており、何か歴史を感じさせる言葉と言っていいかもしれません。

また基本とされる以上このような地形図はできる限り最新の情報で描かれていることが要求されるため、読む側も必要に応じ発行年月、更新履歴などから最新であることを確認する必要もでてきます。

但し留意しなければいけないこととして、更新履歴は簡略化された記載のため必ずしも地形図内全て漏れなく修正が加えられているかとは言うと、必ずしもそうとも言えない可能性もあります。

何事もそうですが、最新情報を得ようと思うのであれば現場に赴き現地をよく観察する、という事が同様に言えるのではないでしょうか。

今回は歴史を感じさせる整飾に関してお話をしてきました。歴史を感じさせる言葉がある通り、地図作りには歴史があります。以下に地図作りの歴史について触れているサイトを記載しておきますので、気になる方はこちらも是非参考までに併せて読んでみて下さい。

◆参考サイト:歴史に学ぶ地図作り

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