税理士の受験勉強を進める
税理士受験をどのような状況で進めていくかは、とても切実かつ重要なテーマです。要は、働きながら始めるのか、受験勉強に専念できるよう始めるのかということです。いずれにも大きな障害(リスク)を抱えてスタートとなることは承知しておいたほうがよさそうです。
前者は、時間的なリスク。日常は従事している仕事をこなしつつという時間(心理的な面もあり)との闘い。後者は、経済的なリスク。ここで在学中の人はいずれにも該当するかと思います。親からの仕送りもなくアルバイトで学費や生活費を稼いで通学している人は前者に、それ以外の人は後者に当てはまるのかもしれません。
働きながら受験勉強を始めようとする人。勤務する仕事が税理士に関連する仕事(職歴の受験資格が得られる職種とも言い換えられるかもしれません)であれば、受験勉強は一挙両得です。職場の理解も得られやすいでしょうし、場合によっては専門学校への受講費用も勤務先から多少援助してもらえるかもしれません。受験勉強自体が勤務する仕事の知識習得にもつながり理想的な環境です。
格安で税理士を探す人が増えたので、そういうサイトで情報収集をすることが関連職種を見つけるヒントになりやすいと思います。
但し、気を付けなくてはいけないのが従事している仕事に直接関わる分野以外の勉強時間を如何に工面するかというとことぐらいでしょう。しかしこのことは実務に就いてからも常に考えていくことなので受験時代に学んだ「時間を作り出す手法」が大切な宝となります。