ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスや、膝の後ろの筋肉の柔軟性がなくなってきたことにより、筋肉がこわばってくると膝を伸ばすことが困難になるおそれがあります。また、膝の傷害自体も膝の伸展を妨げる原因であるため、 これらの理由によって、膝を怪我した時には急激に膝の可動域が狭くなってしまうことが考えられるでしょう。ですので、もし痛みがそれほど強いものでないのであれば、ハムストリングスの柔軟性を維持し、膝を完全に伸ばせるようにたもっておくことが大切です。これは、膝のリコンディショニングをするうえでも重要だと考えられていますので、覚えておきましょう。

ハムストリングスには、歩行時の衝撃を吸収するというはたらきがあり、硬くこわばりやすい筋肉です。

そのため、ハムストリングスのストレッチはタイミングをみて 一日に数回程度行うのが良いと思います。普段の生活やパーソナルトレーニング中にも取り入れやすく、椅子に座って行うことも可能です。さらに、柔軟性が低下している人であっても心配はほとんどいりません。バランスに気を取られることなく、手軽に行えるというメリットがあります。

ストレッチをする際、伸ばしている膝に手を乗せてしまうと、膝に負担がかかってしまうため、両手をストレッチしない方の脚に乗せておくように注意してください。足首を背屈した状態で行うと、ハムストリングスと一緒に下腿の腓腹筋もストレッチすることができるそうです。