生花の費用
生花の教室を選ぶとき、料金もポイントとなってきます。教室によって必要な料金は異なりますが、多くの場合、入門料は月謝の1ヶ月分、月謝は数千円などとさまざまです。教室の料金は、花材料込みで料金設定をしているかどうかも必ずチェックしましょう。教室を続けていれば、免状が欲しくなるかもしれません。免状を取るためにも、登録のための料金が必要です。全ての資格を取得するためには数十万円ほど発生しますが、趣味の範囲であればこの限りではありません。金額は、流派や地域差もありますので、無理のない範囲で選びましょう。入門前に、金額の説明がしっかりと行われない、もしくは金額の内訳が曖昧である教室の場合は注意が必要です。
また、入門する際に心づけを支払う必要はありません。人によっては付き合いが長いなどで、お中元やお歳暮を贈る人もいるようですが、規定の料金だけを支払うだけで問題ありません。教室で使用するものは、花鋏と花袋が基本です。花鋏は、普通のハサミと比べて頑丈にできています。枝ものを切る時には力が必要ですので、必ず専用のものを選びましょう。左利き用でないと使えない場合は、利き手に合ったものも選びます。材質にもよりますが、数千円ぐらいのものが多いようです。教室に体験で訪れるときには、ほとんどの場合、貸してもらうことができますが、自分に合ったものを購入します。花袋は、生け終わった花を持ち帰る用の袋です。花は濡れているので防水であることと、背丈を高く生けることも多いために深さがあることも条件です。他に続けているうちに、花専用の花器や、花留めなどもあれば便利と感じてくるでしょう。徐々に物を揃えていくうちに、費用が発生します。