ホームページ作りに必要なものは?基本的な制作方法を紹介
ホームページを作りたいけれど、どう進めればいいのか迷っている方も多いでしょう。HTML、WordPress、Wixなど、選べる方法はさまざまですが、初めての方にとってはどれが自分に合っているのか判断が難しいこともあります。
そこで今回は、ホームページ作成をこれから始める方に向けて、基礎から分かりやすく手順を紹介します。自分に合った作成方法を見つけて、楽しくホームページづくりに挑戦してみましょう。
ホームページを作成するために必要なもの
まずは作成に欠かせない基本知識を覚えましょう。ホームページを公開するためには「サーバー」と「ドメイン」の準備が必要です。
サーバー
サーバーは、ホームページをインターネット上に置くための「スペース」のような役割を持っています。家で例えると「土地」にあたる部分です。自分でサーバーを構築することも可能ですが、多額の費用が必要になります。
そのため、一般的には「レンタルサーバー」を利用するのが経済的といえます。レンタルサーバーなら、月額1,000円から3,000円ほどの予算で利用できるので、特別な理由がなければこちらを選ぶのがおすすめです。
ドメイン
ドメインとは、インターネット上での「住所」となるもので、サイトのアドレス(URL)として設定されているものです。特に企業用のホームページには、以下のようなドメインが適しています。
ドメインの種類 | 概要 | 取得費用(年額) |
.co.jp | 日本に登記がある法人のみが取得可能 | 4,000円~ |
.jp | 日本国内に住所があれば個人や法人が利用可能 | 350円~ |
.com | 商用を意味し、幅広い利用が可能 | 1円~ |
これらのドメインは信頼性が高く、上場企業を含む多くの会社が使用しています。逆に、一般的でないドメインを選んでしまうと、訪問者が不安を感じ、アクセスが減ってしまう可能性があります。認知度の高いドメインを選ぶことで、ユーザーに安心感を与えやすくなるでしょう。
独自ドメインがおすすめ
ドメインには「独自ドメイン」と「共有ドメイン」という2つの種類があります。
ドメインの種類 | 例 | 特徴 |
独自ドメイン | https://〇〇〇.co.jp | 自分の好きな文字列を自由に設定できる |
共有ドメイン | https://〇〇.△△△.co.jp | 〇〇〇部分は変更できるが、△△△部分は固定 |
共有ドメインでは、前半の一部は自由に決められるものの、後半の指定された部分は変更ができません。その点、独自ドメインはこうした制限がなく、自由に名前を決められるため、会社のサイトとして信頼性が高まるでしょう。
代表的な会社のホームページの作り方4つ
代表的な会社のホームページ作成方法を4つご紹介します。それぞれのメリットとデメリットも詳しく解説していきます。
WordPressで自作
WordPressは、「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」と呼ばれるツールの一つで、HTMLやCSSの知識がなくても手軽に作れる無料のシステムです。特に「ブロックエディタ」という機能を使えば、直感的にページの編集ができるため、初心者でも操作がわかりやすいでしょう。また、WordPress自体は無料で使えるため、ドメインとサーバーだけを用意すれば、追加費用をかけずに利用できます。コストを抑えたい方や、定期的に更新したい方に適した方法といえるでしょう。
HTMLやCSSで自作
「HTMLやCSSで自作」の場合、コードをゼロから書いていくため、デザインや機能の自由度が非常に高いのが特徴となります。また、特定のシステムを使わないため、構造がシンプルで、ホームページの表示速度も速くなりやすいです。これは、CMSがページを生成するプロセスを経るのに対し、HTMLやCSSではあらかじめ作成したページをそのまま表示するためです。
さらに、CMSなどのシステムを使用していないことで、システムの更新を忘れたことによる脆弱性やセキュリティのリスクについても心配が少なくなります。ただし、HTMLやCSSでの自作には、基本的なWeb制作の知識やスキルが求められるため、ある程度の経験が必要です。
ホームページ作成ツールで自作
ホームページ作成ツールは、サーバー、ドメイン、ホームページが一式で揃った便利なサービスです。ドラッグ&ドロップの操作で直感的にページを作成できるため、HTMLやCSSの知識がなくても手軽に始められます。
ただし、独自ドメインやメールアドレスの取得には追加費用がかかることがあり、結果的に「WordPressで自作」よりも維持費が高くなる場合もあります。また、サービスが終了してしまうと消えてしまうリスクもあるため、会社のホームページとして安定的に運用したい場合にはおすすめしにくい方法といえるでしょう。
Web制作会社に外注
デザインにこだわりたい場合や本格的な集客を目指すなら、「Web制作会社に外注」するのが効果的です。プロに任せることで、デザイン性が高く、集客力のあるホームページが期待できるでしょう。また、制作会社に依頼すれば、「静的HTML」や「WordPress」どちらでも作成可能で、特にWordPressなら自社での更新がしやすいため便利です。
ただし、業者に任せきりにすると、イメージが伝わりきらず、理想と違う仕上がりになることもあります。成功させるためには、ホームページの構想をしっかりと練り、具体的な要望を伝えることが大切です。
まとめ
ここまで、初心者向けにホームページの作り方や基本的な手順について解説してきました。
ホームページの作成には、自作からツールの活用、外注までさまざまな方法があります。手軽に始めたいなら作成ツールやWordPress、自分でのカスタマイズにこだわりたいならHTMLやCSSでの自作が適しています。しかし、集客やデザイン性を本格的に考えるなら、Web制作会社に依頼するのもおすすめです。目的に合った方法で、理想のホームページを実現しましょう。
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