膝のセルフマッサージ
膝に傷害があったり、痛みがあったりすると、膝周辺の筋肉や靭帯がこわばることがあります。このような場合、何となく膝の噛み合わせが上手くいってないような感覚を持つことが多いそうです。この原因としては、膝蓋骨の周辺に付着している筋肉や靭帯がこわばって緊張していることが挙げられると思います。
このような時の対処法としては、膝蓋骨の周辺をなぞるように、両手で圧迫しながら膝を動かすセルフマッサージが有効だといえるでしょう。このマッサージのポイン卜は、膝蓋骨周辺を押さえながら、自分自身の力で膝を前後に振るようにすることです。また、脚を振る動作はできる限りリラックスして行うことも大切だと思います。
こわばっていた筋肉や靭帯が弛緩すれば、動かしているうみに自然と大腿骨、膝蓋骨などの位置が整ってくることが期待できます。特に、膝にけがをしている人は、日常生活の中でかばってしまうことにより、大腿部を緊張させて動作をおこなっていることが多いといいます。これは膝周辺の組織をさらにこわばらせ、動かしにくくさせているケースもあるそうです。
このセルフマッサージは普段の生活の中でも、パーソナルトレーニング中のセット間でも手軽に取り入れられるのが良いところでしょう。
膝に違和感がある場合は、ひとまずこのセルフマッサージを15~30秒程度やってみるといいと思います。やり過ぎによるデメリッ卜はほとんどありませんので、日頃のケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。