つけ麺VS新感覚蕎麦

飲み歩きをしていると変わった料理を専門とする店が目に入ることもしばしば。飲みを一旦頭の片隅に置いといて、新感覚への挑戦というのも食べ歩きならではの楽しみと言えるのではないでしょうか。新宿で見つけた不思議な「麺」のお店を紹介したいと思います。まずは、「つけ麺五ノ神製作所」ここではつけ麺？と疑ってしまうような新感覚つけ麺を味わうことができるでしょう。店に一歩入ると驚くのは店いっぱいに広がる海老の良い香りではないでしょうか。食券機を見てみると「かなりの海老を使っています」というアレルギーの注意喚起の張り紙。残念ながら甲殻類アレルギーの方にはオススメできない店ともいえます。つけ汁には、ふんだんに海老を使用していることから風味の良さはもちろん、濃厚かつ甘さが感じられるでしょう。麺はコシが強く相性抜群。さらに途中でパジルソースをからめるというのがお店流で、トマトの酸味も加わり、つけ麺は途端にイタリアンへと様相を変える。サイドメニューの「パジルご飯」や「海老味卵かけご飯」も是非お試しあれ。もう一軒は、その名も「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」という個性的な蕎麦屋。飲食という業界では目新しいというだけでは生き残ることが難しいというのはお客さんである私たちが一番よく知っているのではないでしょうか。このような個性を発揮する店はなかなか第一歩が踏み出せないという人も多いでしょうが、一度ハマると周りに紹介したい店ナンバーワン候補へと躍り出たりしませんか。ここの蕎麦は、その日の気温や湿度によって細かく調整をするこだわりよう。その麺は是非すするのではなく力シガシ食べていただきたい一杯でしょう。ピリ辛のつゆはしっかりそばにからみ、唯一無二な一杯と言えるでしょう。無料で生卵を落とすことができるので味を変えながら楽しむのも良いでしょう。季節メニューもあるので都内を散歩しながら訪れてみては？いつ行っても飽きない店と言えるでしょう。