リコンディショニング

リコンディショニング

リコンデイショニングはアスリート、一般の人にかかわらず、すべての人の身体に生じた不調を改善、解消するための手段である。何らかの要因によって、「人間に本来備わっている機能が発揮できていない状態(de-conditioned)」から、「人聞に本来備わっている機能が発揮できる状態にさせる」ことがリコンデイショニングであり、さらにその次の段階として、「今ある機能を高める」ことまでを包括する。そして、それはアスリートならスポーツノfフォーマンスの向上、一般の人においてはQOLの向上を目指す手段となることを意味する。

「不調」の原因からアプローチする

アスリート、一般の人を問わず、リコンデイショニングを実施する際には、コンデイションの低下を引き起こした根本的原因を見い出し、その根本的原因を取り除くことが重要となる。すなわち、身体の不調の直接的な原因だけに目を向けるのではなく、その不調を引き起こす原因を様々な視点から見い出し、根本的改善を目指す行為がリコンデイショニングであるといえる。そしてそれは、今後生じる可能性のある身体の不調を予防する側面をも含む。