全身のアライメント

全身のアライメント

パーソナルトレーナーのカウンセリングが終わったら全身のアライメントをチェックします。一般的にO脚やX脚などの膝のアライメント異常がある場合、変形性膝関節症を発症しやすい。 ただし変形性の関節症の進行と、現在のアライメントはどちらの影響によるものかをきちんと把握することが必要です。

O脚の進行が膝の変形を伴っている場合には、O脚を改善するエクササイズをおこなうと、かえって痛みを増大させる可能生もあるので注意する。関節の可動域と動作、筋力発揮をチェックする。関節角度を測定したり 、筋力を測定する機材があれば、それらを活用すべきだが、多くの場合、機器を使わずに素手によっておおまかにチェックしていく 。

<変形性膝関節症のリコンディショニング>

変形性膝関節症という診断を受けても、その痛みの範囲は制限されます。動作などの特徴は千差万別である。このことから、リコンデイショニングにおいて、プログラム開始前におこなわれるパーソナルトレーナーのスクリーニングは特に重要となる 。

まず重要なことは「痛み」が発生する動作や可動域、そして何よりも 、痛みのせいで クライアントが生活を送るうえで支障をきたしていることは何なのかを十分に把握することだ。

クライアントによってはスポーツ活動など、強度の高い動作をおこなうことを希望しているかもしれないし、あるいは、普段の日常生活を不安なく送れるようになることが希望という場合もある。クライアントの求めるライフスタイルによってゴールは異なるし、また リコンデイショニングを進めるスピードも変ってくる 。

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