税理士にはどんな人が向いている?
税理士として海外進出を考えている人も多いようです。そうなるとやっぱり英語力を磨くことも必要になってきます。外資系企業の顧問や英文会計を行っている事務所に入ることもあります。
それにネットの普及で一般企業も海外との取引をするところも増えました。SNSを見て取引が始まるということもありますし、中小企業とか地域密着と言っていても、英語が必要になる場合もあります。
せめて請求書や領収書ぐらいは読めた方がいいでしょう。税理士になりたいと言ってもどんな人が向いているのか、どんな資質が求められるのか。そえは相手に伝える力と相手を思う気持ちが必要だといいます。
最も必要なのはコミュニケーション能力です。税理士はお客様あっての仕事です。税理士というのは、ひとりで完結できる仕事ではありません。信頼感が必要というのは、要するに人と人とのつながりが必要ということです。
それから情報収集力も必要です。税務の専門家として必要な情報を入手するのは当然です。税理士は、お客様にとっての有益な情報を集めて提供することも大切な業務です。
お客様が円滑に仕事を進めることができるように、日々変わっていく税制のこと、それによって変化する社会の状況というものを提供していくことが必要です。また、それだけではなく、お客様の将来を考えた提案をすることも大切です。また、物事に対して正しい判断ができるかどうかも大切です。
税理士は、法令や条文に書かれていることは知っているし、調べられます。けれど実際に仕事をするうちにそれだけでは判断しかねることも出てきます。
そんなとき、お客様にどんな提案をするかというのは税理士の自分なりの理解が必要となります。